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Power Balance
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作詞 田島 康裕 |
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[1]
何度も電話の 前に立って
君の番号 押そうとしても
途中で受話器を 置いてしまう
勇気のない自分 落ち込むんだ
高鳴る鼓動を 抑えるように
呼吸を整えて 震える指で
僕は番号 間違えないよう
ボタンを押して 君が出たんだ
どうしたの? 君が不思議そうに
電話越しに 僕に声をかけると
どうしよう… 急に言葉が詰まる
一秒が やけに長く感じるよ
君は急に笑い出して 僕に意地悪な口調で
切るわよと茶化すんだ
困った声で待ってと 急いで話題を考えて
君の機嫌を確かめるのさ
[2]
時計の針が 0時を切って
僕は迷惑 掛けないように
またねと静かに 声を掛ける
溜め息して君が 拗ねて切った
真っ暗な部屋で 何度も寝返り
明日の教室 普段の僕で
君の表情 見られるかな?
不安が胸を 締め付けるんだ
よく寝れた? 君が普段通りに
声を掛けて 僕の横に座る
うん寝れた… 不意の言葉に焦り
とっさに 視線横に反らした
君は僕の胸の中 軽く見透かし小悪魔な
微笑んで苛めるんだ
赤く染まる顔を 隠して悟られないよう
君の思惑に身を委ねよう
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