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ほほえみのかげり
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作詞 野馬知明 |
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1. 身に余る気だるさを
閉じこめた賽子(さいころ)ひとつ
思い切り遠く投げても
たおやかな退屈を
映し出す姿見ひとつ
粉々に砕いて見ても
全て虚しい苛立ちと
知らずに過ごしてた
君が去って行ってしまったとき
浮かんだ幻が
とりとめもない絵空事
嘘を纏った
君の微笑みの翳り
2. 黄金(こがね)なす
暁のめくるめく炎のように
軽やかに舞うことすらも
罅割(ひびわ)れた優しさの
蒼褪(あおざ)めたかけらのように
煌(きら)めいて散ることすらも
とても出来ない二人だと
知ってはいたけれど
君が去って行ってしまったとき
たゆたう陽炎(かげろう)が
あるはずのない万華鏡
色褪せ果てた
君の微笑みの翳り
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