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サン=アイ
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作詞 b.bell 555 |
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そして浜辺に立っていた 夕焼け背にして立っていた
何をそんなに悲しんでいるのか 見るのは光の源じゃない
孤独に浮かんだ雲だった
やつれた顔して叫んでいた 声も出さずに叫んでいた
訴える相手は誰なんだろうか 自分が自分である限り
確かな事はひとつもない
空しい抵抗はやめにしよう 僕らの力には限界があるんだ
空高くなんて飛べやしないさ 夢が覚めたらちゃんとわかる
ここは浜辺の砂の上 それ以外の何物でもない
そして僕らは歩いていた 自分も見ずに進んでいた
何を目指していただろう? 信じるものはあったのかい?
今 僕に話してごらん
夕暮れに浮かんだ雨雲は 孤島の上に命を落とし
誰に見つかる事もなく 音もたてずに去っていった
僕はどうだ
誰かに見つけて貰えただろうか それだけで満足できただろうか
無人島の上に命を落としても 僕は心悔いなく去れないだろう
そうだ 動け 自らの意思で 光の源は思いのほか近い
自分が自分である限り 裏切るものはひとつもない
空しい抵抗はやめにしよう もっと強く逆らってやろう
空高くなんて飛べなくていいんだ 目が覚めたらちゃんとわかるさ
ここは地球の上 それだけで十分だ
確かに僕は僕なんだ
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